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春の山の幸といえば「ゼンマイ」と直ぐ名が出てくる山菜の一つ。
葉は栄養葉と胞子葉にわかれ、栄養葉をオンナゼンマイ、胞子葉をオトコゼンマイと呼び、オンナゼンマイを食べる。オトコゼンマイは食べず、繁殖を保護する意味でも採らないことが大切。
また、昔は綿毛を摘み、手まりの材料にしたお年寄りの話も聞く。
ゼンマイは山野や川岸などの湿ったところに群生し、伸びて葉を開いたものは腰の高さほどまで生長する。
ゼンマイは「銭巻(ぜにまき)」から変化した名前といわれる。春、綿毛をかぶって出る若葉の丸く巻いた形をゼニに見立てて、ゼニマキがゼンマイになった。
昔はこの綿毛を集めて手まりの材料にしたり、お年寄りの背中に着る胴覆(どうぶく)の綿代わりにも使ったと聞く。




